MINA PERRY
MINA PERRY
広部ペリー美奈
ソロリサイタルをドイツ各地、北アメリカ各地、日本各地、中国北京、韓国ソウルなどで多数開催する他、ピアノデュオ、室内楽奏者としてもドイツ、ベルギー、イタリア、オーストリア、アイルランド、北アメリカ、中国、台湾、韓国、そして日本各地での数多くの演奏会に出演し、活動を広げている。今までにコンテンポ弦楽四重奏団、ティモシー・ブラウン、ポウル・エゼガイリス、ティモシー・ハーツ、ロン・レナード、ジョエル・モーシャル、デヴィッド・サルネス、ボアズ・シャロン、ジョン・ペリーなど著名な音楽家と共演。東日本大震災のひと月後、ロスアンジェルスで復興支援チャリティーコンサートを企画、シューベルト幻想曲、ブラームスピアノ四重奏ハ短調を演奏。カリフォルニアのラジオ局KUSCでブラームスピアノ四重奏ト短調をライブ録音する他、フェニックステレビでのインタビューなどメディアにも出演する。
武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻を経て武蔵野音楽大学大学院ピアノ専攻を修了。ドイツ国立デトモルト音楽大学高等芸術科ピアノ専攻修了。デトモルト音楽大学在学中には同校に公式伴奏者としても所属。その後、トロント、カナダのロイヤルコンサーヴァトリーオブミュージックでさらに研鑽を積む。武蔵野音楽大学サマースクール、ザルツブルグ音楽祭、ザイラー音楽祭、バートベルトリッヒ国際ピアノ夏期講習会、フレンスヴェーゲン音楽祭など数多くの講習会にも参加。ピアノを進藤信子、丸山徹薫、コンスタンティン・ガネフ、ボブ・フェアステーク、ジョン・ペリーの各氏に、ピアノデュオをコンスタンティン・ガネフ、ジュリア・ガネヴァの各氏に師事。講習会ではヴィクトール・メルジャーノフ、テオドール・パラスキヴェスコ、ヴァシリー・ロバノフの各氏に師事。
後進の指導にも情熱を注ぐ。南カリフォルニア音楽学校 -ジョン・ペリーアカデミーオブミュージックを立ち上げたひとりであり、同校プログラムの総監督を務める。自宅でも教鞭をとり、ピアノソロ、ピアノデュオ、ピアノ室内楽を指導する他、ピアノパフォーマンスセミナーを企画運営する。ジュリアード、マンハッタン音楽大学、イースマン大学、クリーブランド大学、ピーバディー音楽大学、USC、UCLA、インディアナ大学、ハーバード大学、ボストン大学に合格した生徒を輩出している。カリフォルニアや海外での多数のピアノコンクールの審査員も務める。夏は南カリフォルニアでのジョン・ペリーアカデミーオブミュージック主催夏期フェスティバル、コネチカットでのホッチキス校夏季ピアノプログラム、アイルランドでのサマーミュージックオンシャノン、イタリアでのアマルフィミュージックフェスティヴァルなどの講習会で教鞭をとる。また、年間を通して世界各地でマスタークラスに招待されている。
2002年高後賞受賞。
2008年より釧路新聞で海外生活の徒然を綴ったエッセイ「今日は今日の風向きで」を毎月第3日曜に掲載中。